羊頭狗肉とは どういう意味?現代で言えば「牛頭馬肉」でしょうか?

羊頭狗肉とは どういう意味?現代で言えば「牛頭馬肉」でしょうか?
羊頭狗肉.JPG

表向きは立派なものを示しながら
実質が伴わないことを
『羊頭狗肉』というようです

“羊頭”とは
羊の頭

“狗肉”とは
犬の肉のことですが
この語源は 中国の古典の中に見られます

後漢時代(25~220年)の光武帝の下した詔書の中に
『羊頭ヲ懸ゲテ馬脯ヲ売リ』とあります

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“馬脯”とは
乾いた馬肉のことを言いますが

この“馬脯”が『恆言録』
(1805年ごろ 方言や諺(ことわざ)の由来や転用について研究している書)
にいたって
『羊頭ヲ懸ゲテ狗肉ヲ売リ』となりました

“馬脯”が“狗肉”と変わったのですが
これが一般化し 
後に さらに略され
単に『羊頭狗肉』だけで使われるようになりました

また
『晏子春秋』では
「牛首をかかげ馬肉を売り」とあり

ここでは“羊頭”が“牛首”になっている例もあります

さて
牛・馬・羊・犬 とまるで十二支のようですが

結局
「本物のように見せかけて偽物を売る」ことで
現在なら さしずめ
「牛頭馬肉」「豚頭兎肉」というところでしょうか

なお
『羊頭狗肉』は
現在色々な使い方をされ
「羊頭狗肉の弁」とか「羊頭狗肉の振る舞い」などがあります